コミケ92に出ます告知

今年もはなg…花火ナイター号が走り始め,いよいよ夏らしさが極まってきましたネ。

イカだったり勇者だったり,今年もみなさま思い思いのアツい夏をお過ごしかと思いますが,そんなみなさまのアツい思いが集まるモタク帰省イヴェント・コミックマーケットの告知を今夏もお届けしますよ。

今回のコミックマーケット92では,友人のサークルに委託して,新刊『いまさら訊けない 1号線・新京成直通車両規格』を頒布します。いつも通りですが,既刊の頒布予定はありません。サークル「高砂第一工廠」としての頒布物は新刊1種類のみとなりますのでどうぞご承知おきを。

頒価は1000円を予定しています。いつものお願いですが,特に午前中にお求めの方は極力お釣りのないようにお願いします。また,小銭を利用される方は極力数えやすい組合せとなるようにご配慮頂けますと助かります。

頒布数につきましては,毎回の状況を鑑みて更に多く用意する予定ですが,コミケ戦士の皆様におかれましてもご自身の経験と勘を駆使して上手く回って頂ければと思います。「2日目の東ホールも本当に緊張する場面なんだ」と気合いを入れつつも,酷暑ですので決して無理はなさらず,徹夜もせず,指示を守って楽しくお越しくださいまし。

当日の頒布スペースは,2日目(8月12日)東5ホールのプ02b「東杏電機製造」さんです。京急電車の床下機器でお馴染みのサークルさんで,今回もかわいい床下機器のアクリルキーホルダーのほか,安全靴ユーザーとして個人的に注目の安全靴袋など,濃いめのグッズを揃えているようです。島中ですので宝の地図で場所をよく予習されておくことをオススメします。

また,こちらもいつものお願いですが,当日は周囲の状況に気を配り,混雑時のスペース周辺での長時間の滞留や歓談はご遠慮くださいませ。暇なときはとことん暇なので,状況を見て歓談して頂ければと思います。

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さて,新刊の内容について掘り下げて紹介してみたいと思います。

いつも北総線をテーマに本を出している弊サークルですが,今回は視点を少し広くとったテーマを選んでみました。その名も「1号線直通車両規格」。なにそれ? という方もいれば,どこかで名前を聞いたことのある方もいるかもしれません。四直に多少造詣の深い方であれば,趣味誌等で齧ったことがあるかもしれません。とはいえ,「それって結局何なの?」と言われると,答えに窮してしまう方も多いと思います。

1号線直通車両規格とは,都営浅草線を中心とした直通運転系統:1号線において,直通運転に使用する車両に必要な統一仕様を規定したものです。これを満足しない車両は直通運転に使用できないため,北総車はもちろんこと,京成,都営,京急,芝山といった各者においても,直通運転車両の製作には必要不可欠な要件となります。直通運転や車両に興味のある趣味者にとっては,直通車両規格の理解は基礎中の基礎と言っても過言ではありません。

郊外私鉄との相互直通運転の嚆矢ともいえる1号線には,直通運転開始以来半世紀もの歴史があり,その歴史的意義や規模から直通運転の代表例として取り上げられることも少なくありません。1号線直通車両規格も例に漏れず,直通運転を取り上げる際に合わせて紹介されてきましたが,制定当時…半世紀前の古い規格ばかりが出回り,趣味者の正しい認識と理解を妨げているように思えます。さらに,規格の内容のみ注目され,規格制定の意義や,ただ規格を守れば直通運転していいのか,といった根本的な理解はなおざりにされています。そうした状況の趣味者が直通運転や車両をどう語れましょうか。車両の運行区間や装備機器を語る前に,いま一度基礎を見つめ直す必要があるでしょう。

今回の新刊はこうした問題意識によって執筆したものです。ですから,最新の直通車両規格に基づき,「なぜ必要なのか」「誰が決めるのか」「どういう内容なのか」「規格を満足した車両はどうすれば直通運転できるのか」という,直通運転規格にまつわる疑問に多面的にアプローチしています。基礎を見つめ直すことで,その意味を知り,新たな視点から次のギモンにつなげ,更なる趣味の充実を図ることができれば幸いです。

 

ということでコミックマーケット92の告知をお送りしました。今回も濃くて読み応えのある本を目指して書きましたので,会場で見かけた際はぜひお手にとって頂ければと思います。

これから気温も四直もアツくなってきますが,体調には気をつけて会場でお会いしましょう。8月12日は東プ02b「東杏電機製造」でお待ちしております! 楽しい夏コミを!