設備管理キーワード集

H14@

○光アクセスシステムの概要

シングルスター・アクティブダブルスター・パッシブダブルスター・光/電気変換・多重/分離

○伝送路で発生するひずみ

位相ひずみは、伝搬時間が周波数に対して一定でない。直線ひずみの一種

○海底ケーブルの浅海部におけるケーブル保護工事

波浪、漁労などによる被害を受けやすい。二重外装ケーブルを用いる。

○市内CCP-JFケーブル

電磁誘導対策として使用、遮蔽体の抵抗を小さくし、電磁誘導防止

地下配線区間で使用、ケーブル内は、誘電率が低く、電気特性変化を最小限に抑えるゼリー状の混和物を充填

○通信線への誘導と遮蔽作用

電界:電圧を誘起する静電誘導・磁界:周囲に生ずる電流により誘起する電磁誘導

・伝送損失の劣化などの誘導妨害が発生・遮蔽係数:遮蔽があるときとないときの誘電電圧の比

○光ファイバの伝送特性試験方法

パルス法:パルス幅の狭い光を用い、伝搬後と入射パルス波形を比較

波長分散の測定法:時間領域→位相法、周波数領域→パルス法

○デジタル加入者線方式の概要

ADSLは非対称形伝送方式・近端漏話・遠端漏話

・ADSLはブリッジタップの影響が大きい。

○新QC手法

新和図法:漠然とした問題について、相互の親和性から統合し作成した図。解決策を見い出す。

マトリックス図法:二元素(マトリックス)とし、問題解決の着想のポイントとし、効果的に進めていく図法。

連関図法:原因と結果、目的と手段が絡み合う問題について、論理的に結びつけ解決策を見い出す。

系統図法:問題-原因-対策を考えて展開

○故障率に関するバスタブ曲線

T期:予防保全を行わない・スクリーニング試験、エージングを行う。

U期:故障までの動作時間は指数分布に従う。この期間は、偶発故障期間といわれる。

V期:アイテムの磨耗や劣化により寿命が尽きていく期間。

○とう道設備の点検及び補修方法

電磁波を利用することにより、コンクリートを破壊することなく探査

規定の絶縁抵抗値に満たないもの・接地抵抗値が超えているものは、確実な点検が必要。

とう道内に漏水が発生すると・地盤沈下を招く恐れがある。

耐震対策に・可とう継手が用いられる。

○酸素欠乏危険場所における作業

1種は、2種の作業以外の作業を行う。

○融着接続方法

熱収縮チューブ等を用いた補強を施した後、捻回試験及び圧壊試験しない。

 

H14A

○市内PECケーブル

8種類の色に着色した・PEFで絶縁を施し、外被は・LAP構造となる。

心線接続は・PATコネクタを用い、時々断防止が図られ、スタンダードクロージャの適用により、

ケーブル外被接続部の信頼性、作業性の向上が図られる。

○線路設備の維持

架空線条の受ける風圧荷重の設計荷重要因には、

線条の単位質量ではなく、架渉線条の外径の和が含まれる。

ダンシングは、一般に支持線部分の疲労によりケーブル破断が生じる。

クリーピングは軟弱な地盤での地域などにおいて、多発する。

PEは、紫外線による還元反応により劣化する。また、光学的劣化、湿気が触媒の作用をして劣化する。

対策として、安定剤や遮光のためのエポキシ樹脂(orフッ素樹脂)を材料として配合する。

○地下配線方式の概要

創設費が少なく都市構造の変化に即応できる・架空形式の配線設備が主体であった。

近年、経済化を図るため・多分岐管路を用いた引込管路と配線管路の一部を共用した形態もある。

キャブシステムは、歩道の下に設置され、各種ケーブルを限られた地下空間で収容するため・蓋がけ式コンクリートの構造が用いられる。

地下配線に用いられる・CCP-JFケーブルは、架空CCPケーブルと比較して、設備信頼性の高い配線方式になる。

○通信土木設備の維持・運用

とう道の2次覆工コンクリートに生じた空洞の有無は、パルスレーダ法により非破壊で探査することができる。

管路のライニング工法は、管路内に高圧空気を送風することで空気の流れを作り、それを利用して管路内にエポキシ系樹脂を薄膜で形成する。

管路のライニング工法は、マンホール相互間において、管路内のライニングが行われる。

金属管のへこみの矯正は、高圧ポンプや高圧ホースなどを利用して行われる。

硬質ビニル管の機械的な矯正・補強は、油圧などを利用して行われる。

○海底ケーブルの故障等について

海底ケーブルの故障原因は、人為的なものによる故障の割合が多い。

静電容量試験は、絶縁不良故障ではなく、断線故障時などで行う。

海底ケーブルの故障は、海底地震による地殻変動などにより発生することがある。

水深1,000m以上の深海部修理においては、ケーブルの故障位置が正確に判定できる場合、追加分のケーブル長は、水深の2.0〜2.5倍を必要とする。

○陸上光ファイバの構造と特徴

光ファイバ心線を外力から保護する方法には、光ファイバが動かないように心線の周囲に緩衝性の材料等を配置・固定して耐力を高める方法と、

光ファイバをフリーな状態にして外力の影響を直接受けないようにする方法がある。

光ファイバケーブルの抗張力体は、・鋼線が用いられる。

また、非金属光ファイバケーブルが要求される場合は・繊維強化プラスチックが使われる。

光ファイバをケーブル内に収容するための主な構造は、

外被の内側にルーズに収容するチューブ(パイプ)構造、心線をタイトに撚り集合する・ストランド構造、溝(スロット)内に収容するスロット構造などに分類される。

○誘導妨害と軽減対策

主な発生源は、交流式電気鉄道の・・・であり、直流式電気鉄道の・・・ではほとんど発生しない。

地中の深い所に流れるため

発変電所の遮断器が、ごく短時間での遮断性能を備えていても人体及び通信設備に危険を及ぼすことがあるので、軽減対策が必要となる。

電磁誘導により、サージ電圧が発生することを防止するために設置されている。

電磁誘導を防止するために用いられる電磁遮蔽層には、比導電率及び比透磁率が、アルミニウムや銅などの高比透磁率、高比導電率の材料が使用される。

○光伝送システムの雑音と波形ひずみ

受光素子において、電子が不規則に励起されるために生ずる光電流のゆらぎは、ショット雑音といわれる。

受光信号がないときの雑音は、暗電流雑音という。

また、入力光信号とは無関係に電気回路で発生する雑音には、・熱雑音がある。

システム設計時は、SN比を最大にするため、信号レベルに対してショット雑音と暗電流雑音の和を最も小さくする。

・光増幅器からの誘導自然放出光雑音(ASE)が信号に混入するため、光/電気変換された後には、信号光-ASE間の・ビート雑音等や電気回路部品から発生する雑音の影響などを受ける。

○信頼性の用語

アベイラビリティは信頼性能力などの組み合わされたものに依存する。

外部資源は、あいてむのアベイラビリティには、直接関係しない。

瞬間アンアベイラビリティは、アイテムから与えられた条件の下で要求機能遂行状態にはない確率のことである。

有効性は、与えられた定量的特性のサービス要求を満たすアイテムの能力のことである。また、有効性は、アイテムのケーパビリティには依存する。

○QC手法

パレート図は、・・・で表し、累積曲線で結んだ図とされる。

パレート図は、多数の項目問題よりも、少数の重点的な項目問題を選んで取り上げると有効性がある。

重点を絞るのに用いられる方法として、ABC分析法が用いられる。

特性要因図は、問題に関係する人たち全員による要因の洗い出し作業過程が重要とされる。

○保全性について

保全性を測る第1の尺度は、故障したアイテムが決められた時間内に修復された確率を表すもので、保全度といわれる。

第2の尺度は、保全時間で測るものであり、保全時間の平均値を用い、平均値修復時間といわれる。

また、平均値の代わりに保全度が50%となる時間を用いるものは、・メジアン保全時間といわれる。

保全時間は、一般に、右側に裾を引く分布となるため、・メジアン保全時間より上限の値を用いて管理することも行われている。

保全度がメジアン保全時間となる時間を95%として表す方法である。

予防保全時間は、・正規分布によく当てはまる。

 

H15@

○アクセスネットワーク

メタリックケーブルは、交換機から各ユーザごとに1対ずつスター状に配線され、アナログ電話サービス、ISDN、専用等のサービス提供に用いられてきた。

同軸ケーブルは、設備センタから各ユーザへの片方向の分配形サービスが主流であり、映像配信(CATV)などの・放送形のサービスに用いられている。

光アクセスシステムを設置した構成で、下部の配線ケーブルは、同軸ケーブルを用い、より広帯域な伝送を行う・HFC等の光/メタルハイブリッドアクセス方式、

設備センタと各家庭までを完全に光ファイバで結ぶ・FTTHと呼ばれる全光アクセス方式が実現されている。

○線路の伝送特性及び通信回線の品質等

回路定数R、L、C、Gを一時定数、Z、Yを二次定数という。αを減衰定数、βを位相定数、γを伝搬定数という。

鳴音の発生原因として、2線式伝送回線部分のインピーダンスと4線式伝送回線を結ぶ平衡結線網(BNW)において、特性差によるインピーダンスにアンバランスが生じた場合がある。

4線式回線とハイブリッドコイルにより、ループ回路が形成され、この回路内を流れる通話電流が循環して流れるため、鳴音発生の原因となる。

鳴音を生ずる利得と回線の規定利得のを鳴音余裕という。

両線条間にV1を印加したとき、回線端末にV2が現れたとすると、通信回線の平衡度は、V1/V2で表させる。

%ESは、エンド・エンドで符号誤りも許容されないサービス

%SESは、瞬断、同期外れなどに起因するバースト誤りの評価

○電話信号のディジタル伝送

ディジタル信号への変換は、標本化・量子化・符号化の手順で行われる。

標本化定理に基づき、サンプリング周波数に 8〔kHz〕を用いて8ビットの2進符号に変換

このSN比改善するために非直線量子化が行われている。

○信頼性用語

致命的フォールトは、ハードウェアに生ずるフォールトをいう。物理的要因、タイミング誤りなどの人為的要因によるものも含む。

パレート図:大きい順に並べて棒グラフを作成し、項目順の累積曲線を付けた図で重点項目を選ぶために用いる。

1つの事象は多くの原因項目を持つが、その大部分の割合を占める要因は特定の少数項目に絞られる。これをパレートの原則という。

パレート図において、管理すべき対象項が多く、重点を絞るために用いられる方法としては、ABC分析法がある。

特性要因図:「××を〜するためには」として対策立案型特性要因図も作成されるが、必ず原因追及型で要因を求め、特定の人ではなく、なるべく大人数でその問題に対しての要因をアトランダムに洗い出し、作成すること。