外耳道(Internet Explorer 6 用のページはこちら)

『1年生の解剖学辞典』~ 解剖学をこれから学ぶ人向けの用語解説 ~

 外耳道とは、の穴のこと。耳介?頭部からとび出ている、外からみえる耳の部分)からはじまる管状の穴で、一番奥には鼓膜?があって行き止まりになっている。耳介と外耳道を合わせて、外耳?と呼ぶ。鼓膜から奥は中耳?

言語表記発音、読み方
日本語医学外耳道がいじどう
英語external auditory canalイクスターナル・オーディトリー・カ
external auditory meatusイクスターナル・オーディトリー・ミエイタス
external acoustic canalイクスターナル・アクースティック・カ
external acoustic meatusイクスターナル・アクースティック・ミエイタス
ラテン語meatus acusticus externusメアトゥス・アクスティクス・エクステルヌス

 感覚器としての耳は、外耳?中耳?内耳に分かれるが、体の外に面しているのが外耳、鼓膜?とその奥が中耳。空気中を伝わってきた音は、外耳道の中の空気を伝わり鼓膜に届く。

 外耳道の入口の近く3分の1ぐらいは、周りを軟骨で囲まれているが、鼓膜?の近くの奥のほう3分の2はに囲まれている。入口付近で軟骨に囲まれている部分を外耳道の軟骨部、まわりを骨の壁に囲まれる部分を、外耳道の骨部という。

 外耳道の軟骨は、外耳道軟骨?といい、軟骨の種類としては耳介?にある耳介軟骨?とともに弾性軟骨?に分類される。弾性軟骨は黄色っぽくて弾力性のある軟骨組織である。

 外耳道の骨部を囲む骨は側頭骨?で、中耳?内耳もみな側頭骨の内部に埋まっている。外耳道が側頭骨の中に入る入口の穴を、外耳孔?という。頭蓋骨を横から見たときに見える「耳の穴」がこの外耳孔で、外耳孔の奥には外耳道(外耳道骨部)が続く。

 外耳道の穴の向きは、軟骨部と骨部との間で一直線でなく、その間で曲がってつながっているので、外から覗きこんでも途中までしか見えない。耳介?を少し後ろに引っ張って、軟骨部をちょっと曲げるともっと奥まで見える。

 外耳道の穴に面した表面は、皮膚に覆われている。この皮膚にはが生えていて毛包がある。この毛包には皮脂を分泌する皮脂腺(毛包腺)の他に、耳道腺?(耳垢腺)と呼ばれるアポクリン汗腺?がある。内部にたまる耳垢?(じこう、みみあか)は主として皮脂腺と耳道腺の分泌物?からできる。

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