野良菊 - DAISY for the rest of us. -

デイジー(DAISY)とは

視覚障害者に代表される、「通常の印刷物を読む事が困難な人々のための電子図書」です。
「すべての人に読みやすい本」を目指す国際規格。
文字と音声の同期再生、読み上げ中の文字列をハイライト(強調表示)、音声合成や点字出力といった補助機器の利用が考慮されています。
Digital Accessible Information SYstem →参考サイト

デイジー技術

基本的に、Web スタンダードの技術を使用しています。
画面構成にはHTML/CSS、音声フォーマットはMP3(ADPCMなど、他フォーマットも使われる)、音声と文字のハイライトを同期させる仕組みにSMIL(→参考サイト)を 使用しています。
PC 用の再生ソフト、オーサリングソフトなどは現在オープンソースで開発が進められています。→参考サイト
(マイクロソフトも「Save as DAISY」というMS Office 文書をDAISY に変換するプロジェクトに参加。LGPL のソフトを提供している。)

現在の配付形態は、CDが一般的(録音図書のカセットテープの代わりとして発展したため)。
シナノケンシ(Plextor の会社)など、専用機を作る会社もある。→参考サイト
視覚障害者向けのネットワーク配信システムもある。→参考サイト

このサイトの趣意書

私は、数年前にDAISY技術に興味をもった、「一般人」です。
DAISY の関係者でも、どこかの団体に所属するものでもなく、身近に障害をもつ方も居ません。
ふとしたきっかけで、日本障害者リハビリテーション協会が主催する、デイジーの講演会等に参加するようになりました。

参加する主な理由は、技術的な興味です。
だって最近のタイトルは「オープンソース戦略によるDAISYの技術開発」(2008年7月30日)ですよ?
そりゃいってみようか!って思うでしょう?無料だし。

しかし、他の参加者の見渡しても、「技術的な興味で来た」という人はほとんど居ないようです。
障害者支援団体(NPO とか)の人、障害を持った方自身、障害を持つ子どもの親、といった方々ではないでしょうか。

この方達は、DAISY を必要とし、既に利用している人達だと思います。
変な言い方をすると、内輪の集まりに過ぎないのです。
これを使って一儲けしよう!という輩もいません。
当事者と部外者という事もあってか、やや温度差を感じる場面もあります。

* * *

本サイトは、主に「これまでデイジーに関わってこなかった人達」に向け、DAISY 技術を解説、共有するためにつくりました。
講演会等に参加して感じた疑問点、問題点などを、まとめていこうと思います。

この技術が、広く一般に親しまれることを願い、私自身、この技術の恩恵をうけたいと思っています。




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