■結婚指輪の材質にこだわってみようと思うと、みんなが着けているプラチナの重厚感と高級感も素敵だけれど、ここ最近、目にするようになったチタンのマリッジリングというのがあるようだ。にわかにチタンの結婚指輪が注目されつつあるのはなぜだろう。チタンの結婚指輪を制作する工房が少ないのは、チタンがもともとジュエリーの素材ではなかったかららしい。彫金、ジュエリーの伝統的技術や加工のなかに、チタンというのがない。チタンというのはいわば新参モノの金属といえる。

結婚指輪 の材質になぜ硬さが求められるのでしょう。
 

■チタンが加工されるということ:
これからどんどん研究される余地のある可能性を秘めたメタル。歴史はなくとも、物理的にも最も結婚指輪に適した 硬く耐久性の高い金属。
結婚指輪の材質には耐摩耗性、日常使いに耐えうる硬さが求められるから。

■結婚指輪に使われるダイヤモンドと、マリッジリングの材質チタンとの相性:
ダイヤモンドの歴史をさかのぼるとダイヤモンドの売買は数千年も前。
ダイヤモンドがヨーロッパに登場したのは1世紀頃。

チタンの歴史はダイヤモンドに比べ浅く、まだまだ新しい素材。
イギリスがケープタウンを占領した時代に、 アマチュア地質学者により、やっとチタンのもととなる元素が発見されるかどうかといった歴史しかなく、実際に市場にチタン製品が出回ったのはここ数年のこと。

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プラチナに代わる新しい素材=チタンの結婚指輪(マリッジリング)のオーダーメイド

従来の素材=伝統の貴金属 VS 新興希少金属 チタン
すでに誰もが知っていて評価されている貴金属の王様プラチナ。やわらかく、伝統職人にも加工し易いことから様々な古典的文様を施され、 テクスチャーを加えられ、思いのままの表現を組み込まれてきた金、銀。それに対し、工業製品としてにわかに認知され始めたチタン。まだ歴史も浅い。しかし 、結婚指輪の素材としては後者チタンに軍配が上がる。その強靭な性質が結婚指輪という日常酷使され長年愛用されるのにふさわしい金属であるから。結婚指輪というのは一生ものと言われ、リピートする人がいるものではなく、結婚指輪を一度購入したらそれが良い物と信じて疑わず着け続けるため、他の選択肢を知らないカップルがほとんど。けれど、なんらかの理由で節目に新調するカップルはチタンに挑戦するケースも。
高価な材質プラチナを材質の価格だけで信じていいのでしょうか。現代の結婚カップルは気付きはじめています。先輩花嫁花婿のプラチナのマリッジリングが歪んでいることを。既婚のカップルもあらためてチタンで新調し直しているという事実を。
そして愛用して初めてそのチタンの強さが実感できるのでしょう。