基本のワンピース


写真館[Qliphoth]にも、
[基本のワンピース]というタイトルで写真があります。
 
  
[基本のワンピース]という言葉があります。
基本のワンピースは、真に基本です。これ一つ作れるだけで、デザインが無限に広がるといってもいいくらい、基本です。
レースやフリルをつけてゴスロリドレス。エプロンを重ねてメイド服。布を選んでカントリー調。すそを長く広げてイブニングドレス。もう、やりたい放題デスよ。

ここでは、ふだん裁縫をしない方が読むことを前提に、簡単!な[基本のワンピース]の作り方をご紹介します。
いかにして手を抜くか
に主眼が置かれていますので、丁寧な作り方ではありません。慣れるにしたがって、徐々にアップグレードしていってください。
 

超手抜きの基本のワンピース

A4の紙に書いたものですので、A4になるように拡大すれば、型紙になるかもしれません(適当な…)。字が読みにくくてスミマセン(汗)
数字はだいたいのサイズで、単位はcmです。

*縫いしろは含まれていません。縫いしろをプラスして裁断してください。
*素人が適当に測って作成したものです。信用しちゃダメです(役立たず…)
*襟をつける場合は、[重なり分]の手前までつけます。スカートは、重なり分までつけます
*スタンダードSD(女の子)サイズです。13SDに使う場合は、胸周りを大きくしてください。

@型紙に縫いしろをプラスして、裁断します。布の上下と、型紙の上下を合わせます。(型紙に書かれている矢印が、上下方向を表しています)
(写真下左)

A前後の肩を、中が表になるように合わせて縫います。ミシンでも手縫いでも、縫い終わりと縫い始めは、返し縫いをします(ほつれ止め)。
(写真上右)
 
Bそでの縫いしろに切りこみを入れ、出来上がり線で折って、縫います。ここでは、見えやすいように白い糸で縫っていますが、普通は、布と似た目立たない色の糸を使います。
Cえり首の縫いしろに切りこみを入れ、同じように縫います。
(写真下左)

D脇を縫います。表に返します。上半身の出来上がりです。
(写真上右)

Eスカートのすそを出来上がり線で折って、縫います。

Fギャザーをよせ、身ごろに縫い付けます。
*ギャザーの寄せ方
ウエストの出来上がり線のちょっと外側を、適当にザクザク手縫いします(ぐしぬい)。はしまで縫ったら糸を引いてギャザーを寄せ、ウエストの長さになるように調節します。
身ごろと中表に合わせて、縫い合わせます。ぐしぬいの糸は取ります。

G身ごろとスカートのうしろ中心を、開き止まりまで縫います。
(写真下左)

H開き部分を出来上がり線で折り、ステッチで押さえます。実際に着せてみて、様子を見ながらマジックテープやホックをつけます。シール状のマジックテープが楽チンです。できあがり。
(写真上右)

*うしろ中心を縫ってから、輪の状態のすそを縫う方が、きれいに仕上がります。ここでは、縫いやすさを優先しました。
*ぬいしろを開いてアイロンできっちり抑えると、表に返したとき形がきれいになります。
  
  
スキルアップ1…布はし処理
多くの布のはしは、切りっぱなしにすると、着せたり脱がしたりの摩擦でほつれてきてしまいます。ほつれないように処理することを、布はし処理といいます。

・のり止め
科学のりやボンドを縫いしろに塗り、よく乾かしてから縫います。一番手軽です。
縫ってから塗ってもいいのですが、その際は、表に染みないように注意してください。
  
・三ツ折り
スカートのすそなど、直線か直線に近い布はしを、2回折って縫う処理です。三つ折りにするときは、縫いしろを心持ち多めに取ります。
(写真下左)

・裁ち目かがり
ロックミシンやジグザグミシンで布はしを縫い、ほつれ止めにします。最も一般的な布はし処理です。
脇やウエストをはいだ部分など、できあがり線で縫ってから、2枚の布はしをまとめて裁ち目かがりしてしまうと楽です。
(写真上右)

うしろ中心は、先に一枚ずつ裁ち目かがりしてから縫い合わせると、開き部分の布はし処理もまとめてできます。

・身返し
襟ぐりや袖は、曲線がきつくて三つ折り出来ません。縫いしろに切り込みを入れるので、裁ち目かがりも難しい。
そういう箇所に使う方法で、簡単に言うと、部分的に裏地をつける感じになります。
身返しは、表地と似た色の薄手の布を使います。表と同じ布(共布)でも構いません。

@身返しを裁断します。
(写真上)(この型紙はB5です)

A身ごろの肩を縫い合わせます。身返しの肩も縫い合わせます。身ごろと身返しを中表に合わせ、襟ぐりと袖を縫います。縫いしろに切込みを入れます。
(写真下左)

B表に返して、アイロンで形を整えます。ステッチや星止めで押さえます。
(写真上右)

・他にもあるけど
他にも、ふくろ縫いや折り伏せ縫いなど、布はし処理の仕方は色々あります。ここでは、[簡単]なものだけをご紹介しました。

スキルアップ2…スカート

手抜きの基本ワンピースでは、縫いやすさを重視して筒型のスカートを採用していますので、ギャザーを沢山寄せても、あまりふくらみません。

普通のスカートの型紙は、こんな感じになっています。(3枚はぎの場合)
(この型紙はA4です)→→

@スカートの脇を縫い合わせます。
Aすそを縫います。
Bギャザーを寄せ、ウエストに縫い付けます。

あとは手抜きワンピースと同じです。すそがゆるい曲線になりますが、アイロンでくせ付けをしてからミシンをかければ、三つ折りで布はし処理できます。
出来上がりの形はこんな感じ。
(写真下左)

スキルアップ3…レースをつける
すそや袖口にレースをつけると、簡単にイメージを変えることが出来ます。
タック(ギャザー)を寄せてつけると、可愛くボリュームアップできます。あらかじめタックの入っているレースを使うと楽です。
(写真上右)

スキルアップ4…フリルをつける
レースと同様、可愛いアレンジになります。レースより多少面倒ですが。
出来上がりの感じは、上の写真を参照してください。

ここでは、[輪のフリル](二ツ折りのフリル)を作ってつけてみます。←二ツ折りにしないで、フリルはしを三つ折りして布はし処理したフリルでもいいけど、面倒なので…

@幅…フリル幅(ここでは2cm)の倍/長さ…すそ回りの1.5〜2倍くらい
にぬいしろをプラスして、布を裁ちます。
A細長く半分に折って、アイロンをかけます。タックを取りながら、すそに縫い付けます。
Bすそとフリルの縫いしろをウエスト方向に倒し、おさえステッチをかけます。

  
スキルアップ5…簡単な型替え
・身ごろをスリムにする
身ごろの部分を、もっと体に添った形にします。

@身ごろを裁断したら、図のようにタックを縫います。

Aあとはこれまでと同じ。出来上がりはこんな感じです。


(この型紙はB5です)
  
・キャミソール型にする
襟と袖の処理がいらないので、楽です。
(型紙は上)

・ウエスト位置を変える
ウエスト位置を高くすると子供っぽく、ローウエストにすると大人っぽいデザインになります。
 
 

基本のワンピースをアレンジする に続く


 

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