とりあえず照明
  
   

ここでご紹介しているのは、あくまでヤスカワがやっている方法です。
「こうした方が良い」というものではありません。念のため。
とにかく照明
デジカメで撮るにしても、普通のカメラで撮るにしても、必ず照明が必要です。というか、照明があれば写真は撮れます。カメラがあっても、暗ければ写真は撮れません。
一番良い照明は、天然の光源・太陽です。
晴れの日を狙って撮影!
ヤスカワは、これでなんとかしてます。安いし(笑)。
 

撮影背景

座卓の足を出して、長い方を縦に、立てます。そこに、布をかけます。滑り落ちるときは、セロテープで止めます。
真ん中:脇抱えスタンド
左下:ウィッグオイル
右下:電気スタンドとサドル型スタンド
さらに下:温風ストーブ
  
電気スタンドは、クリップ状のもので棒などをはさみ、色んな所につけられるものです。光源は、蛍光灯です。SDのサドルスタンドにはさんで使用しています。
温風ストーブは、そのサドルスタンドが倒れないように、スタンド台の部分の重しに使っています。
部屋にあるもの、なんでも使用。

照明・晴れの日
晴れの日に、上記の背景を窓から1m〜1.5m 位のところに置き、その前にモデルさんを置きます。
向きは、撮影者が窓を背にするときと、窓から横向きにする時があります。
窓を背にすると、背景にモデルの影が入りにくくなります。が、瞳に移る光が、窓方(四角)になったり、撮影者の影が瞳に映ったりします。
横向きにすると、モデルの影が背景に映ってしまいやすくなります。また、顔に陰影が出来ます。

照明・曇りの日
曇りの日は、窓のそばで撮っても、写真が暗くなってしまいます。そこで、電気スタンドを使います。
電気スタンドをあてると、背景にモデルの影が映ってしまいます。また、ひとつだとたいがい光が足りず、まだ暗いままです。
で、曇りの日に使う電気スタンドは、ふたつ。自宅にあるもうひとつの電気スタンドは、オレンジ光のベッドスタンド。光源としては弱いものですが、ないよりはまし。
しかし、蛍光灯とオレンジ光を一緒くたに使うので、瞳に入る光が、白とオレンジの二つになってしまいます。
それもあり、電気を使うのが面倒なのもあり、曇りの日は、基本的に撮影なし。
 

*光量が足りないとき
電気スタンドのフードにアルミホイルをかぶせると、手軽に光量を増すことができます。
フードの小さなスタンドのとき、特に効果的。
フードの大きなスタンドでも、フードの内側にアルミホイルを貼り付けると、光量が増します。

照明・晴れの日でも
晴れの日でも、電気スタンドをひとつ使います。
瞳に電気の光が映って、瞳がきれいに見えるからです。
顔と同じかそれ以上の高さからあてるのを、基本にしています。

照明を置く場所
晴れの日で、特に明るくするのを目的とするのではないときは、50cm〜の遠目の場所に置いています。
問題は曇りの日。
照明をふたつ使いますが、影を消したいので、左右の2方向に置きます。それでも影は出るし、何よりも瞳に映る光が、二つに分かれてしまいます。
それを防ぐため、影が出来るのには目をつぶって、ふたつの照明を並べてあて、瞳の光をひとつにする方法をとることもあります。
曇りの日の電気スタンドは、なるべくモデルの近く、カメラに入らないぎりぎりのところからあてます。その方が、画面が明るくなります。
が、その分、影も強くなります。この影は、陰影を使った撮影効果として使えます。
  
外が暗くなってから、蛍光灯の電気スタンドひとつで撮影した例

屋外で撮影した例

屋外での撮影で難しいのは、撮影場所です。地面、背景が良い場所で、SDを置くことが出来る場所で、なるべく人目が少なくて…。とにかく気になるのが、人目ですねぇ。
ちなみに上の例は、自宅庭で撮ったものです。
 


 

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ポーズをつける
   
   


◆モデルを固定する
最も基本的な方法は、専用スタンドを使う方法です。
椅子も多数発売されています。革っぽいソファ、生地の張ってあるゴージャスなソファ、ラブソファ、長椅子、ベンチ、木の椅子、籐の椅子…
ソファは、サドルスタンドとわき抱えスタンド、ソファを買ってしまいました。全然「やす」かわじゃない…
しかし、これが、一番手っ取り早いことは確かです(フォロー)

<追加情報>
100円ショップで買える子供用のエアチェアに、SDを座らせることが出来ます。
詳しくは→こちら
 
 
◆自立させる
SDは、自立するらしいです。
ボークスから、自立用の革やテンションゴムのセットが発売されています。
それを使うと、自立するようです。
SDが立つかどうかは、オーナーの愛次第だそうです(N様談)

ここでは、愛は不足気味のヤスカワが採用した自立方法をご紹介します。参考になるかわかりませんが。
足に針金をつっこむ。
これだけです。
長さは、足首から太ももまで、またはお腹あたりまで。
膝カックンで立てない場合は、太ももまでの長さでOK。
股関節が曲がって立てない場合は、お腹までの長さを入れます。
膝カックンしなくなるだけでも自立は可能です。
なお、針金で股関節、膝を固めると、座るのがちょっと不便になります。

太さは3〜3.5mmくらいが目安です。
MSDかSDか13少年SDかで掛かる重量も異なりますので、関節内の狭さと折り合いをつけてご自分で選んでください。
3.5mmの普通の針金はかなり硬いです。ニッパー、ペンチは必須。
足の中に入ってればけっこう楽に曲がるので、硬めでも大丈夫です。

ビニールコーティングされているほうが、キャストに傷がつきにくいと言われます。
ヤスカワはコーティングなしでも気にしません。
切り口は、必ず、やすって丸めるか、邪魔にならなければ曲げるかします。
キャストやゴムを傷つけるからです。  
<追加情報>
情報・文章提供:あかね様 ありがとうございます♪

えっと、私は間接の強化にシールフェルトを使っているんですが、安いし(ここ重要)自立キットの皮を貼るより手軽でかなり安定します。
うちの木蓮は片足立ちができるようになりました。
まだ一ヶ月くらいしか経ってないので強度が微妙なのと、フェルトの端がほつれてきてるっぽいのが気になりますが、頻繁にエステする人には手軽でおすすめです。
でも肩はあいかわらずくるくるするんですよ…とほほ。
ゴムのテンションが足りないせいっぽいんですけどね↑

*写真やくわしい内容は、あかね様のサイトでごらんになれます。  
<追加情報>
情報・文章提供:ぐるくん。様 ありがとうございます♪

(ぐるくん。様は、普通のフェルトを両面テープでスタンダードSDの関節に貼って、試してみてくださいました。約4ヶ月経過後です)
フェルト自立のその後、ですが、足の付け根の部分は、体重がけっこうかかるので、気が付いたら、すり減ってて、一枚無くなってました!
やはり、おっきい子は、材質は革の方が、よろしいようで・・・。
でも、ミニっ子なら十分イケると思いますよ!
 
 
◆手のポーズ
肘と手首のポーズにも、針金を入れるのが効果的です。
手首から、15センチくらいの針金を入れます。内部の穴は、肩の手前で曲線になっているので、そこで針金が止まります。針金が長すぎるようだったら、合わせて切ります。
これで、肘と手首が曲げられるようになります。
 

肩から先を上に上げる
これが、出来てません。
おまけにゴムのテンションが低いので、うちの子の肩はゆるゆるです。寿司を口に運ぶのも、一苦労(おまけページ参照)
というわけで、腕を上げるために使っているのは、透明のテグスです。テグスを手首に巻いて、首の後ろに引っ張り、テープなどで目立たない所にとめます。
しかし、悲しいかな、この方法では、体に肘が当たるような、体の横から前の位置にしか上げられません。
バンザイとか、大きく手を上げて「バイバ〜イ」とか、やりたいんですが。
何かいい方法、ないものでしょうか…

<追加情報>
temp様より、「セロテープで腕を上げる」やり方を教わりました。以前試してダメだったので、セロテープはあきらめてましたが、実際に活用している方がいるなら、出来るに違いない。
というわけで、もう一度試しました。
結論、出来ます。
セロテープを貼る方向や、セロテープの長さを色々試している内に、安定する貼り方を発見できます。方向や長さは、ポーズによって異なります。一般論的には長いほど安定します。
服の下に貼るので、脱ぎ着のしやすい服のときにやる方法ですね。

それと…
セロテープもテグスもなくても、腕を上げられることがあります。
腕のバランスの他、服や髪との摩擦なんかが関係してると思われますが…。肘を曲げて、肩と同じくらいまで上げたときに、支えなしでも腕が下がってしまわずに上げていられるようです。

 
セロテープもテグスもなくても、腕を上げていられる。

この高さでも、セロテープがないと
下がってしまう。
 
 
◆首の仕草
ゴムのテンションが高いと、手足の関節はいくらか安定しますが、首は不自由になります。
ぐいっとかしげても、ゴムの力で、あっさり戻ってしまいます。左右に振るのは、問題ありませんが。
そこで、お勧めなのが、虎目様式「ペットボトルのキャップで固定」です。
簡単に説明します。
→首にヘッドを乗せ、
→穴をあけたペットボトルのキャップを頭の中に入れ、引き出したS字カンとゴム先をキャップの穴に通し、
→ゴムが戻ってしまわないように、S字カンをひねるか倒すかして固定する、
というものです。
この方法を使うと、ゴムのテンションが高くても、ちゃんとかしげることが出来ます。
また、ゴムを引っ張る距離が短いので、ヘッドの脱着が楽です。瞳の差し替えも楽チン。ヘッドのすげ替えが多いヤスカワは、非常に助かってます。
詳しくは、虎目様のサイトでご覧になってください。


ペットボトルのキャップに穴をあけるとき、適当な道具がない場合は、カッターでも切れます。大型で切れ味のいいのを使ってください。
ニッパーでガツン!と切ると、キャップが割れてしまうことがあるので、注意が必要です(ヤスカワがやった失敗です…汗)
 

あごを上げる
少しなら出来ます。上記の固定式にすれば、もうちょっと良く上がります。
これが出来ないと、「女の子を可愛く撮る」技が、使えません。アングルを考える 参照
しかし、後頭部付け根の構造上、真上を見上げるほど大きくあごを上げることは出来ません。
これを、無理矢理やらせようとしてみます。

↓あごの下にようじを差し込む

ぐいっと上げたあごの下の隙間に、ようじの太い方を突っ込んで、ニッパーなどで先っぽを切ります。
この方法で撮ったのが、右の写真です。
もっと太いものを差し込めば、もうちょっと上がったかもしれません。
下アングルから撮ると、ようじが見えてしまいます。

 

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アングルを考える
 

素人の言うことですので、あまり信用されませんよう。

真正面から
高さも左右も、まっすぐ正面から撮ると、[データのための記録用写真]といった趣になります。
わかりやすく言うと、犯罪者のアップ及び全身写真です。
通販用など、服やヘッドの特徴を素直に伝えたい場合、正直な写真になってよいと思われます。
あごを引くとにらみつける感じが増し、圧迫感が出ます。

横から
人形に前を向かせたまま、体も頭も横から撮ると、上記と同じく[データ用]という感が否めません。
体は正面気味で顔は横向き
顔はこちらを向いていて体は横向き
など変化がつくと、急に雰囲気が出ます。

顔も視線も横を向いていると、そっけない雰囲気になります。クールな印象を出したいときなどに、有効でしょう。

横向きも、ただ立っているだけでなく、ポーズをつけると、違った印象になります。
モデルがカメラ目線でない写真は、(モデルが)[何かに夢中]、(モデルが)[考え事をしている]などの、物語的な効果を与えることもできます。

ただ漠然と視線がはずれているだけだと、いかにも[人形]といった、生気のない雰囲気になります。
これを避けるには、[何かを見ている]と感じさせる視線を作ることが大切です。

ちなみに、旧タイプの造形村のグラスアイは、横向きくらいでは余裕で視線がカメラに向いてくるので、横から撮ると、にらんでいる感じになってしまいます。
瞳に入る光の当て方などで、こちらを見ていないように見せる工夫が必要です。

うしろから
横向きよりもかなりそっけなさが増し、独特の雰囲気が出ます。
ただ撮るだけでなく、背景などの効果にも凝ると◎。逆光や斜光の効果がよく合います。

着物の帯や髪型など、どうしても後ろ姿の写真がほしいときは、斜めうしろ気味から構えて顔をなるべく振り向かせ、横顔が見えるようにするといいでしょう。

あおり
下から、仰ぎ見るように撮るアングルです。
パンチラ狙いのカメラ小僧ご用達。
ヤスカワはこれが好きでして、これを多用するから余計に、モデルさん方が偉そうに見えるのかもしれません…

奥行きのある写真が撮れます。
足が長く見えます。
大きく見えます。

撮りにくいです。
背景セットを縦長に作らないと、背景が切れてしまいます。
そして、SDヘッドには、あおりで撮ると可愛い顔にならない子がいます。

偉そうに見えます。
気が強そうに見えます。
プライドが高そうに見えます。

モデルを床に立たせると、下にカメラをつけて構えることになり、非常に撮りにくいです。
あおり写真を撮りたいときは、モデルを台の上に立たせると撮りやすくなります。しかしこの台も、ある程度大きなものでなくてはならないので、なかなか厄介です。

長所短所ありますが、最も困るのが[あおりで撮ると可愛くないヘッド]です。
ズボンやミニスカなど、ついあおりで撮りたくなってしまう服のとき、ヘッドが可愛い顔をしてくれないと、写真が使えなくなってしまいます(使うけど)。
頑張って可愛く見える狙い目を探すのですが、あおりがダメな子はダメみたいです。
メイクでいくらかカバーできるんでしょうかねぇ…(今のところ無駄な努力)

あくまで個人的な好みによる、比較。
◎…いい顔をする!○…まあまあ△…あまり似合わない×…ぶさいくになっちゃう

めぐST
ののST
13のの
ミュウ(MSD)
F-6
F-8
F-9
F-11
F-12
F-13
×
  
あおりの似合う9番(クナ)
あおり顔がイマイチな11番(旧ピガル)
頭が長いため、あおると頭が妙な具合になる8番(ラシャー・K)

[女の子は上から撮ると可愛い]
ヤスカワの写真の師匠、temp様より教えていただいた、格言です。
temp様は、非常〜に写真がお上手で、可愛くもセクシーで爽やかかつボーイッシュだったり子供っぽかったりという、雰囲気自由自在な写真を撮られます。
 

temp様のサイトはこちら→コケティッシュエンジェル
 
 
さてこの格言ですが…正に格言!ホントに可愛く撮れます。
ヤスカワ写真館Qliphothで、急に上アングルからの写真が増えたのは、この格言をいただいてからです。
可愛く撮れるので、つい使っちゃうんですね〜

カメラワークの基本に、[上から撮らない]というのがあります。カメラをにらみつけるような視線になってしまうためです。
が、それはスナップ写真など、ふだん使いの写真の話。
モデルをモデルとして撮る場合、上を向かせて、にらまないように撮ることができるので、この心配はありません。
少し上目遣いの、[こちらをうかがっている]的な視線を得ることができます。

上から撮る際、完全に上を向かせず、あえてにらんでいるような視線を取ることで、別の雰囲気の写真を撮ることも可能です。
にらむというか[ねめつける]感じになるので、[可愛い]感じには到底なりません。
可愛く撮ることを目的に上から撮る際は、この視線に注意です。

上を向かせて撮ると、小さな子に見上げられているようで、一種独特な可愛さが出ます。
犬や猫に見上げられると、可愛い〜♪く思えるのと一緒と思われます。
SDには、上目遣いの得意な(可愛い)ヘッドが多いので、ますます可愛く撮ることができるはずです。
媚を売っているようにも見えるので、すでに確立したモデルのイメージには合わない場合もあります。
ちなみにうちの9番ヘッド[クナ]は、この格言の通用しない、上から撮っても可愛くないモデルでした。イメージが可愛くないからでしょうか…

好みによる比較。

めぐST
ののST
13のの
ミュウ(MSD)
F-6
F-8
F-9
F-11
F-12
F-13
×
  
格言実践
上から撮っても可愛くない9番
にらみつける

 

■アップ
上目遣いが似合う
あおり顔が似合う
流し目が似合う

など、ヘッド、メイクによって、また見る側の好みによって、一番いい顔は様々だと思います。
アップで写真を撮ろうとすると、自然と[最も可愛い顔をするアングル]を探すことになります。
微妙な光の当たり具合、照明の色、瞳の色、髪の色、背景色との兼ね合いなど、状況によって[一番可愛い顔]は変化します。
[得意なアングル]を覚えておけば、そこから少しずつカメラをずらすことで、その時の[一番可愛い顔]を見つけることができます。
ポーズを重視するか顔のアングルを重視するかは、写真の用途や好みよりますが、出来れば、ポーズと可愛い顔を両立したアングルで撮りたいものです。


 

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